先日、読んだ本の1ページにあったコラムより…
介護職員として心にとめて欲しいことについて筆者のメッセージに共感…
「介護職員」としてと言うよりも一人の「人間」として考えさせられました…
〜介護職として心に留めてほしい7つの約束〜
其の一 介護の技術や知識を身につける前に人間性を磨こう
其の二 利用者のことを知る前に自分を知ってもらおう
其の三 名前を呼ばれる職員であろう
其の四 誰もが声をかけたくなる雰囲気を持とう
其の五 業務が優先になり自分を見失わないようにしよう
其の六 〜だろうなで利用者本位を語らないようにしよう
其の七 最期までその人の人生(生き方)を守れる介護職でありたい
其の一 介護の技術や知識を身につける前に人間性を磨こう
介護職員である前にひとりの素敵な人間でありたい。
この言葉を聞いて皆さんはどんな思いを抱かれるでしょうか?敢えてこの言葉を書かせていただいたのは、私たち介護職には資格以上にもっと大切なものがあるはずということを忘れないで欲しいからです。
もちろん資格を取得するために日々勉強をすることは、とても大切なことですしスキルアップを目指すことも重要です。
しかし、資格を持ち知識や技術が豊富だから利用者に愛され、必要とされている訳ではありません。
きっと介護現場で働くすべての人が自分の胸に手を当ててみると解ることかもしれません。
そして、もう一つ…素敵な人間であろうということです。確かに「素敵」という表現は曖味で、人それぞれにイメージが違って当然です。でも素敵という言葉を聞いて不快に感じる人がいるでしょうか。
素敵な人とは、良い意味で人の心に残りきらめきと喜びを感じる人だと思います。
「素敵」のイメージは、人それぞれ違っていても素敵な人から介助を受けたいという利用者の思いは同じであることを忘れないで欲しいのです。
私たちの仕事は、人に関わる仕事です。目の前の利用者から「あなたがいい」そう言ってもらえる介護職になることを目指して欲しいと思います。